団体パーキング保険の商品化について

本稿では、本年度事業計画の重点施策にひとつであります、「団体パーキング保険の商品化」について、保険誕生の背景や保険加入のメリット及び今後のスケジュール等の概要をご紹介させていただきます。
現在、商品化に向け鋭意準備を進めているところですが、具体的内容をご披露できる段階になりましたら、適宜ホームページ等でご案内させていただく予定です。

団体パーキング保険

団体パーキング保険とは、当協会会員専用の「駐車場管理における安全対策の更なる普及促進」を目的として、東京海上日動火災保険㈱とともに開発中の保険商品です。

車

保険誕生の背景

当協会は、国土交通省がすすめる、「機械式駐車場の安全対策手引き」をはじめとした、駐車場事業者の安全対策に関する政策を後押しするため、東京海上日動火災保険㈱とともに、会員の安全対策の実施状況に応じ割引を適用する保険の仕組みを考案しました。

国土交通省が策定した駐車場管理者向け自己チェックシートを基に、当協会が本制度のために機械式駐車場のみならず他の方式の駐車場も対象とするオリジナル設問を設けた「安全対策割引チェックシート」の合計評価点に応じ、割引を適用する画期的な仕組みとなっています。

これにより、当協会独自の割引(*1)と商品を兼ね備えた新しい保険制度が誕生します。

 

安全対策チェックシート

(*1)独自の割引とは「安全対策割引」「駐車場の保管台数の規模に応じた規模割引」を指します。

団体パーキング保険のメリット

1.「 団体割引」に加えて、「安全対策割引」「駐車場の保管台数の規模に応じた規模割引」といった独自の割引が適用になります。

2. 従来、個別に契約していた「自動車管理者賠償責任保険(駐車車両に対する損害を補償)」と「施設賠償責任保険(第三者に対する損害を補償)」をセットで加入することも可能となります。

3. また、業界初(*2)となる「放置車両対策保険」により、放置車両の撤去の伴う各種費用(追跡調査、レッカー代、モータープールでの保管料等)を補償します。

(*2)全日本駐車協会、東京海上日動火災保険㈱調査によるものです。

今後のスケジュール

募集開始:平成30年2月1日から
制度開始:平成30年4月1日から

ご契約(ご加入)にあたって

このご案内は団体パーキング保険(*3)の概要についてご紹介したものです。
詳細は契約者である全日本駐車協会が所有する保険約款によりますが、ご不明な点がありましたら下記お問い合わせ先におたずねください。

(*3) 団体パーキング保険は自動車管理者賠償責任保険、施設賠償責任保険、テナント総合保険(休業損失等担保条項(営業継続費用)放置車両撤去費用担保特約セット)を組み合わせた保険商品です。

〈お問い合わせ先〉
一般社団法人全日本駐車協会
03-3211-6085

〈引受保険会社〉
東京海上日動火災保険株式会社
公務第一部公務第一課
03-3515-4122