情報発信「アンテナ」(第17回)
「駐車場施策の最近の動向について」

 駐車場の量的充足がほぼ達成しつつあるなか、まちづくりと連携した駐車場の配置など都市政策や交通政策を踏まえた駐車場のあり方が求められています。今回の情報発信「アンテナ」では、「駐車場施策の最近の動向」にスポットを当て、熊本市様と千葉市様にご寄稿頂きました。
 熊本市様は人口減少や高齢化の進展を見据え、持続可能な多核連携型の都市構造の形成と、地域ごとの交通特性に応じた交通体系の最適化(ベストミックス)を目指しています。特にまちなかでは、道路空間の再配分や多様なモビリティの導入等、様々な取り組みを進めている中で、駐車場を“車の流れ”“人の動き”“土地利用”に影響を与える、まちづくりの重要なパーツと捉え、駐車場の観点から人中心の都市空間の形成を推進するため、まちなか駐車場適正化計画を策定しており、その概要についてご寄稿頂きました。
 千葉市様は昭和46年4月に駐車場法の規定に基づくいわゆる附置義務条例を制定し、これまで建築物
の建築に伴う駐車場整備を推進してきましたが、人口や自動車所有率の減少・民間駐車場や公共交通の充実による駐車場の需給量の変化や自動車車両の規格の変化等といった様々な状況が変わってきていることから、条例の大規模改正を行っており、その概要についてご寄稿を頂きました。

「まちなか駐車場適正化計画について」
                        熊本市 都市建設局 都市政策部 市街地整備課
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「千葉市建築物における駐車施設の附置等に関する条例の改正について」
                          千葉市都市局都市部都市計画課 山田 陽介
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