「持続可能なまちづくりと都市交通の実現に向けた駐車場マネジメントの推進のためのガイドライン」の公表
~まちづくりにおける駐車場政策のあり方検討会とりまとめ~

会員各位

平素より全日本駐車協会の活動にご支援・ご協力を賜り誠にありがとうございます。

国土交通省では、「まちづくりにおける駐車場政策のあり方検討会」の議論を踏まえて、今後は「統合的な政策に基づき、駐車場の量や配置の状況を適切に把握してマネジメントしていくことが必要」という基本的な考え方(*)の下、国、地方公共団体、民間事業者がそれぞれの立場で取り組んでいくための指針として、ガイドラインをとりまとめました。
このガイドラインでは、駐車場施策に取り組んでいくにあたっての指針を記載するとともに、指針の背景や具体的な取組手法等の補足説明、参考資料を含めて、様々な事例や駐車場関係のデータ、関係資料等を盛り込んでおります。また、荷さばき駐車場の確保による都市内物流の効率化や、観光バス駐車場の確保をはじめとした受入環境整備、多様なモビリティの駐車環境の確保、バリアフリーの推進等の安心・安全の確保、まちづくりGX等の各種政策課題に対応した駐車場施策の進め方も記載しています。

(*)基本的な考え方
駐車場について、車種ごとの需給の不一致や、中心市街地への過度な車の流入による渋滞、歩行者の安全性の低下、駐車場設置による景観の悪化、低未利用土地の発生等の外部不経済が発生しており、従来の「受け身の駐車場政策」を転換し、統合的な政策に基づき、積極的に駐車場をマネジメントして適正化し、目指すべき都市像を実現していくことで、持続可能なまちづくり・都市交通の実現につなげていく、「攻めの駐車場政策」に取り組んでいくことが必要である、という考え方。

公開ページ   ↓

〇報道発表・ガイドライン掲載URL

https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi09_hh_000120.html

https://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_gairo_tk_000103.html