全日駐規格・汎用共通サービス券の追加仕様について

平成27年10月7日(水)に開催いたしました技術委員会にて全日駐規格・汎用共通サービス券(以下、サービス券という)の追加仕様に関する議論を行いました。その後、スペックの制定が行われ参画メンバーであるアマノ株式会社、日本信号株式会社、三菱プレシジョン株式会社、株式会社サニカの4社にてサンプル券の試用確認が行われました。今後、追加仕様に関する各種手続きや取り決め等を4月頃を目処に行い、サービス券が2種類となる予定です。

サービス券はこれまで平成18年制定の「表面に磁気ストライプがあるJIS=Ⅱ型相当の1種類のみが制式規格」でありましたが、新たにサービス券の導入を検討されている商工会やまちづくり公社等から、「単一規格だけでなく各地それぞれで最も普及している自動精算機に適合するよう他のサービス券の仕様も制式規格として追加して欲しい」、「裏面全面磁気タイプの券で所定の位置に現制式規格の磁気情報を記録することにより現制式規格と全く同じ機能を有する追加仕様として制定できないか」といった要望を受けておりました。今般、追加仕様を設定することにより選択の幅が拡がり、利用環境によっては技術的にも経済的にもフレキシビリティーが増し、サービス券の導入に弾みがつく可能性も出て来ます。

当協会といたしましては、引き続きサービス券の普及・拡大に努めて参ります。

サービス券仕様